12.7(sat)-12.14(sat)「象牙ヤシと泥染め綿布」Masako Ichikawa 展示会 12.7(sat)-12.14(sat)
「象牙ヤシと泥染め綿布」市川雅子 特別展示会のお知らせ
富士宮市出身、アメリカ・ジョージア州在住のアーティスト、市川雅子が手掛ける自然素材「象牙椰子」を使ったカラフルなアクセサリーの特別展示会が、MUKUten.舎富士宮ラウンジギャラリーにて開催されます。
今回は南米アマゾンの大地から贈られたエコ素材「象牙椰子(タグア椰子の実)」を使用し、自然に落ちた種から丁寧に仕上げた色鮮やかな作品をご紹介します。象牙に代わる環境に優しいこの素材は「ベジタブル・アイボリー」とも呼ばれ、一点一点がユニークな魅力を持っています。
さらに、アフリカ・西マリで伝統的な技法「泥染め」で仕上げられた斬新なデザインのインテリアテキスタイルも特別展示・販売いたします。職人が一色一色丁寧に染め上げた布地は、生活空間に華やかさと温かみをもたらします。
ぜひこの機会にご来場いただき、市川雅子の作品とその魅力を存分にお楽しみください。また、MUKUten舎が手がける天然木の空間と自然素材を使用した作品とのコラボレーションも、ぜひご堪能ください。
展示会詳細
- 期日: 2024年12月7日(土)~12月14日(土)
- 時間: 10:30~16:00
- 会場: MUKUten.舎(富士宮市宮町5-34)
※駐車場が満車の場合、「いちかわ呉服店」(宮町4-7)のスペースをご利用ください。
素材について
象牙椰子(タグア椰子の実)
南米アマゾンの熱帯雨林で採れる「象牙椰子」は、自然に落ちた実を活用したエコ素材です。象牙の代替として注目され、硬質で美しい質感が特徴。
タグアは種から発芽するまでまず、3年を要します。その後発芽し実がなるまでは10年以上かかります。
完熟する前の種はゼラチン状で水分を含み、動物や鳥たちのジャングルでの栄養源となります。
役目を終えると、完熟期に入り実は自然に地面に落ちゼリー状だったその種子は、乾燥し非常に硬く変化していきます。
その種子を木を痛めることなく、地上に落ちたものだけを使います。
「地球に優しいアクセサリー」をコンセプトに、市川雅子が手がける「普通ではなく個性のあるオリジナルデザイン」。その手によって、カラフルでユニークなアクセサリーが生まれ変わります。
西マリの泥染め
アフリカ・マリ共和国では伝統的な泥染め技法が受け継がれています。一色ずつ丁寧に染め上げられた模様やデザインが施された布地は、生活を彩るインテリアアイテムとして人気です。今回の展示では、伝統を生かしながら新たな色彩やデザインを加えたコラボ作品をお披露目します。
市川雅子の経歴
富士宮市で育ち、呉服を扱う両親の影響で幼少期から色彩に親しむ。大学時代に海外で様々な民族アクセサリーと出会い、そのデザインや技法に魅了され独学で創作を開始。
- 2003年 渡米
- 2004年 南米で「象牙椰子」に出会い、4年間にわたり研究とデザイン探求を行う
- 2007年 ハワイ州でアクセサリーブランド「La Tagua(ラ・タグア)」を展開
- 2010年 アメリカに拠点を移し、本格的に活動開始
- 2024年 現在、アメリカ各州で作品を発表し続ける
「象牙椰子」という素材の可能性と、アクセサリーを身に着ける喜びを広げるべく、自由な発想で制作された市川雅子の作品をご覧いただける貴重な機会です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。